桜の記憶

私にとっての桜の記憶・・・

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母が初めて入院したのが4月。
医師から病名と余命を宣告され、母のいる病室にもどり、普通に会話して。。。
それから、桜の木がたくさんあって、人がいない公園に行って、
桜の木の下に車を止めて、数時間泣きっぱなし。。。
そのまま泣き疲れて、寝ちゃいました。

目覚めたのも桜の木の下。。
桜の花をぼぉ~っと見ていて気づいたことは、
自分が泣いているのは、「母がいなくなったら、自分はどうしよう?」って、
自分のことだけを心配している自分だったってこと。。

自分のことしか考えてないしぃ~
それに母はまだ生きてるしぃ~
いなくなるって決まったわけでもないし~
いなくなる前提で自分の心配をしている自分。。。。。。。。。
私って、とんでもない奴だなぁ~と。。

病気で余命数ヶ月の母のことではなく、自分が一人になっちゃう~って
泣いてる自分。
それに気づいちゃった自分。
なんか、ちょっと笑った。

普通なら、母を思って泣くんじゃないの?
なのに、自分の心配が先ですか?
あら~ それはちょっと違うんじゃないか??
自分で自分に突っ込んだりして~

そして、また数時間。。。
結局、翌朝まで桜の木の下にいました。

朝陽を見ながら、「こんなことしてる場合ではないわ!」と気づき、
すぐに家に帰り、お風呂に入って、病院に行きましたね。

病院に行った私の顔を見て、
「なんかすっきりした顔してる!いっぱい泣いた?」と、
母が笑いながら言った。

窓の外を見ると、そこには桜の木。
母は、「桜がきれいでしょ!」
母も桜をずっと見ていたのか?

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その一週間後に手術をしました。

入院時に満開だった桜の木。
数日後には散り、葉桜になり・・・
季節が二つ過ぎるころに退院しました。
それから入退院を繰り返し、3度目の桜の季節に最後の入院。。

「桜が散るのは何だか嫌だなぁ~」とつぶやく母。

その5か月後に旅立ちました。


桜の木の下で泣いてから、19年。
あの公園に行ってないなぁ~


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2014年04月04日 | 日記 | こめんと 0件 | とっぷ

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